私は2020年度の宅地建物取引士(宅建士)試験に合格することができました。
ちなみに、私は不動産業界で働いた経験はゼロです。
これから宅建士試験を受験する方のためにお役に立てればと思い、この記事を書くことにしました。
資格取得の動機
不動産賃貸業を勉強するにあたり、先輩から宅建士の資格取得をおすすめされました。
これを取得しておけば、不動産業界についての知識も深まるし、不動産売買についての知識を深められるとのこと。
また、不動産会社さんも一目置いてくれる資格のようでした。
宅建士は合格率が10パーセント強の難関資格です。でも、ビビる必要はありません。
不動産業界や金融業界で働く場合は、この資格を職場で強制的に取らされる方も多いようで、そのような方々が駆け込みで受験するため、低い合格率になっているようです。
ですから、前もってしっかり準備すればだれでも合格できますよ!
試験までのスケジュール
私が勉強を始めたのは4月です。仕事が終わってから毎日1時間勉強していました。
とにかくテキストを読み、読んだ場所について過去問演習をすることを繰り返しました。
7月までに「みんなが欲しかった!宅建士の問題集」を3回繰り返し、試験本番(10月)までに「本試験を当てる!TAC直前予想宅建士」を3回繰り返しました。
おすすめテキスト
宅建士の教材というと、難解な法律用語が多いイメージが強いです。
しかし、このテキストではイラストがふんだんに取り入れられていて、固い表現が苦手な人でもスムーズに読めます。
2020年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 [ 滝澤 ななみ ]
おすすめ問題集
宅建士試験で合格するには、とにかく過去問を繰り返し演習することです!
ここではおすすめの問題集をご紹介します。
最低でもこれだけはやっておこう!
この問題集は、左が問題のページ、右が回答のページになっています。
回答も分かりやすく、問題に解答するための必要知識だけではなく、合格を確実にするための周辺知識まで広げられるように工夫されています。
最低でも、この問題集を3回は解いておく必要があると感じます。(私は3回繰り返し解きました。)
できれば、この問題集もやっておきたい!
試験1ヶ月前になったら、この問題集を解くことをおすすめします。
予想問題集が3回分収録されています。
私は3回くらい繰り返し解きました。
2020年度試験は実際けっこうこの問題集から出題されましたよ!
とくにおすすめなのが、この問題集に付属している「試験直前つめこみ集」です。ポイントが要領よくまとまっています。特に時事問題はこの「つめこみ集」を読んでおけば十分対処できると思います。
私は「みんなが欲しかった!宅建士の問題集」と「本試験を当てる!宅建士」の2冊を3回繰り返し解くことで、宅建士試験で40点を取得できました!
これまでやれば完璧!
過去10年分の過去問題集が収録されています。
宅建士試験ではとにかく過去問を解いておくことが重要なので、これまでやれば完璧だと思います。
私は時間が足りなくて、この本まで取り組めませんでしたが・・・。
独学で勉強するのが不安な場合
私は以上の市販教材を使って独学で勉強しましたが、内容が分からないときがたくさんありました。
繰り返し問題を解いていくうちに不明な点もなんとなく理解できてくるのですが、分からないことが重なるときは、さすがに不安になりました。
独学でも十分合格は可能ですが、やはり不安なときは疑問点を直接誰かに尋ねて解決するのが一番です。
予備校や通信講座を利用すると勉強のスピードも上がり、合格率も高くなるのは間違いありません。
宅建士受験者で私の知人たちがたくさん利用している予備校をご紹介しておきます。
試験当日
当日の試験会場は100人くらいの大部屋でした。
20人くらい空席がありました。途中で心が折れて勉強を止める人が多い試験だと感じました。
私は大きなミスを1つしてしまいました。腕時計を忘れてしまったのです・・・。
それでも気を取り直して最後まであきらめずに解答しました。
過去問演習はけっこうやったつもりなのですが、3分の1くらいはカンで解答しました。民法の問題では、見たこともないような問題がいくつかあって焦りました。
当日はたくさんのサイトで回答速報が掲載されます。おすすめのサイトはこちらです。
他に合格した試験
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅建士とダブル受験した試験です。お金に強くなれますよ!
賃貸不動産経営管理士
宅建士と試験内容がけっこう重複する国家資格。ダブル受験におすすめです!
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