子育てって、自分がお母さんやお父さんになってみないと分からないことがたくさんありますよね?
それは妊娠中なら夢物語のように幸せいっぱいに考えていたことや、理想も実際に子どもが産まれた瞬間からちょっとずつ「あれ?こんな予定ではなかったのに…」なんてことが毎日起こります。
決して子どもがかわいくないわけでもないし、いらないわけでもなくて、大好きで大事だからこそ辛くなることが正直あります。
そんな子育ての一番大変な時期っていつなのか?!ってことを今回はお話したいと思います!
子育てなんてもううんざり!?
子どもが産まれる瞬間ってすごく神秘的で幸せ、産まれた瞬間には感動で涙が出ちゃった…なんて人もたくさんいるんじゃないでしょうか?
でも意外と冷静に受け止めているお母さん、お父さんも多いみたいです。
実際私は帝王切開だったことや、元々かなりの近視なこともあって、手術なのでコンタクトは入れておけず、手術台の近くに眼鏡を置いておき、看護師さんから眼鏡をかけさせてもらって一瞬だけ子どもの顔を見せてもらえましたが、かけてくれた眼鏡が完全にずれていてぼやけた息子の顔を見ただけで、後は麻酔で寝っちゃっていて全く感動どころか「私本当に産みましたか?」くらいの感じでした。
目が覚めた時には手術室に独りぼっちで、麻酔科の先生に「あっ、起きた~?」なんてふわ~っとした声をかけられたこともあって実感無しだったので。
そして、そんなに感動もないまま突然に看護師さんに連れられてくる我が子は母乳を求めてきます。
一生懸命吸っているけれどお互いにまだまだ上手じゃない二人。すでに産んで数時間で何となくうまくいかない兆しが見え隠れ…。
でも本番は救世主(看護師さんや助産師さん)がたくさんいる病院を出た後から始まりました。
子育てが怖い!
帝王切開での出産後里帰りもできず自宅での新生児との生活。
軽く言って恐怖以外の何ものでもなかったです。
当たり前ですが、泣いたらどうにかするのは自分しかいないという恐怖がすごかった…。
まだ新生児の頃はすぐに泣いてもすぐにまた寝るので後々考えてみると動き出す頃よりも見てなくて良いという楽さはあったのですが、その時には本当に気づかないものです。
何度「息してるかな?」と確認をしただろうといまなら笑い話ですが、この時は「この子の命は私にかかっている!」とかなり気合が入りすぎていたのかな?とも思います。
1歳半くらいまでのこどもの成長は本当に目まぐるしくて
首がすわる→寝返りをする → 腹ばいをする → 両手を使ったお座りから、手を使わないお座りに変わる → ハイハイをする → つかまり立ちをする → つたい歩きをする → 高ばいをする → 立つ→歩く
とどんどんと成長していきますよね。
この時期の検診で周りの子どもたちができていることができていないと焦ったり落ち込んだり心にも栄養が回ってない感じがしました。
そんな時に「後追い」と言われるものも始まり、さらにいろいろなものに興味が出てきて思いもしないようなことをしたりできるようになって目が離せなくなってきます。
いくらこちらが気をつけて見ていても、突然の病気もあります。そんな時にはすごく自分を責めたり、いったいどこで風邪の菌をもらったのかと考えこんだりもしました。
ちなみに子どもの病気では以下のようなものが多くあるようです。
- インフルエンザ
- おたふくかぜ
- RSウイルス感染症
- 感染性胃腸炎
- アデノウイルス感染症
- 手足口病
- 水痘
- りんご病←これ大人がかかるとかな~りしんどいです!
- 溶連菌咽頭炎
- ヘルパンギーナ
- 熱中症 など
やっとすこし落ち着くのは幼稚園や保育園にいくころでしょうか?少し子どもと離れる時間ができると心にも余裕がほんの少しできてくるはず…なんて思っていると保育園でも幼稚園でも感染力の高い病気(上記のようなもの)にかかったり、公園ではお友達ともめたり、それ以外にも行事ではきちんとできるのかな?と心配になり、他のお友達よりもできないことが気になったり。
家から出ている時間があるということは外でのトラブルも増えてくるということだと気づきました。
そして小学生になるとさらに親の目の届かないことが増えてきて、勉強は大丈夫なのか、お友達とは楽しく遊べているのか、いやそもそもお友達はいるのか?なんてどんどん心配になってきます。
まとめ
「子育てが大変な時期はずっと。でも楽しく感じる時間は増えてくる!」
結論としては残念ながら一番大変な時期は選べない!です。
長く書いておいてなんだそれ~!って思われるかもしれないですが、その時その時でみんな必死だし大変だと思います。
そしてそれと同じようにその時その時で子どもはかわいいところがあり、その時その時でみんな悩みがあります。
思い返せば自分自身も小学生の時には小学生の私が、中学生の時には中学生の私がというようにいつの時期にもそれなりに悩み、その真っただ中にいる時には一生懸命その困難や悩み事に立ち向かっていたんだと思います。
今きっと夜間授乳で大変で眠れないお母さんたちからすると、卒乳できているお母さんたちが羨ましかったり、今トイレトレーニングで必死なお母さんたちからすると、トイトレを卒業したお母さんたちが羨ましい、反抗期の子どもに悩まされているお母さんたちからすると、今腕の中で抱っこしながら授乳できるお母さんたちが羨ましく思えることもあると思います。
だから子育ての一番大変な時期は「今!!」と決められないけれど、今のその状況はだれかから見たらすごく羨ましいことなのかもしれないなって思います。
子どもに抱っこをせがまれるのも「ママ~!」と甘えられるのも、本当に過ぎてしまうと寂しくて一時のことなのかなって思って私も子育て頑張ります!
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