2歳前後の子供がいる親の多くが「イヤイヤ期」に関する悩みを抱えているのでは無いでしょうか?
私も2歳の子供がいますがイヤイヤ期の兆候が出てきて対応が大変です。
今回の記事ではイヤイヤ期のダメな対応、対処法と接し方を紹介していきます。
イヤイヤ期の子供にしてはダメな3つの対応
イヤイヤ期の子供を相手にするのは非常にしんどいです。
私の経験上、下記のような対応は子供の健やかな成長を妨げることにもなりかねませんので、避けた方が良いでしょう。
1.ダメで押さえつける
親の言うことに「イヤ」と言って否定する子供に対して「そんなわがままを言ってはダメだよ」と押さえつけることをしてはいけません。
何故かと言いますと、子供の自己主張の妨げになってしまうためです。
それと同様に、子供がうまくできないからと「そんなやり方ではダメだよ」と頭から否定する言い方もダメです。
「ダメ」と「いけない」という言葉を頻繁に使うと、子供は自分の気持ちを口にしたり、何かをやる意欲を妨げてしまいます。
やり方が間違えていたり、危ないことをしている場合は「お母さんがお手本を見せてあげるよ」や「それをやったら◯◯ちゃん(くん)が怪我をするから、お母さんは悲しくなるな」と説明するなどの、対処をすると良いでしょう。
2.感情的に叱ること
イヤイヤ期の子供と接する場合は、ある程度は子供の自主性に任せる必要があります。
その際、親の支援や助言をする場面で「そのやり方は、ダメだって言ったよね」や「教えたことが、何でできないの」と感情的に叱るのはダメです。
3.交換条件を提示する
「おもちゃを買ってあげるから、家に帰ろう」と交換条件を提示するのも、お勧めできない方法です。
何故かと言いますと、子供がしり込みしてしまい、言いたいことや、やりたいことを必要以上に我慢してしまうだけでなく、集団生活を始めた際には、友達に対して「おもちゃを貸してくれないなら遊ばない」と言い始める可能性があります。
イヤイヤ期の接し方と対処法3選
イヤイヤ期の子供と接する際に大切なことは「子供の気持ちに寄り添ってあげること」です。
子供は自分の気持ちを受け止めてくれることで、子供は安心感を得られて心が落ち着きます。
子供の気持ちに寄り添う対応はどのようにすれば良いのか、おすすめの対処法を紹介します。
1.さりげなく支援をする
「服を自分で着たかった」や「靴下を自分で履きたい」など自分のことは自分でやる気持ちが強い子供に対しては、さりげなく支援を心掛けると良いでしょう。
具体的に言いますと、ボタンがけは2歳前後ですと、1人でしようとしても中々できません。
まずは「ボタンはもう少しで出来そうだね、お母さん(お父さん)が手伝っても良いかな」と声をかけましょう。そして、ボタンを半分だけ穴に入れます、そして残りの半分を子供に入れさせます。
さりげない支援により子供は「自分で上手くできた」という経験ができて、子供に達成感と自己肯定感が芽生えるようになります。加えて、自信にも繋がりますので、子供の意見や意思を尊重しつつ、上手く支援をしましょう。
2.子供の言葉に共感するようにする
子供は理由もなく「イヤ」と言っている訳ではありません。そこには子供なりの理由が潜んでいます。
お父さん・お母さんにとっては理不尽な理由だったとしても、まずは「イヤなんだ」と子供の気持ちに共感しつつ、寄り添ってあげることが大切です。それから、お父さん・お母さんは子供にとって何がイヤだったのか、本当はどうしたいのかなど気持ちを聞いてみましょう。子供なりに少しずつ話してくれる可能性があります。
しかし。まだ話せるのは単語か二語文が精いっぱいです。なので自分の気持ちを上手く表現するのは難しいかもしれませんが、あれこれ子供に尋ねてしまうと「イヤ」が始まり再び興奮しかねませんので、根気強く子供の言葉を待つことが大切ですよ。
3.気持ちを切り替える意味でもワンクッションを置くようにする
何かに集中している子供の行動を切り替えることは簡単ではありません。何を提案しても「イヤ」と拒絶されることがあります。そんな場合は行動を切り替えずに、ワンクッションを置くと良いでしょう。
具体的には、遊びやお絵描きなどに夢中になっている子供に、片づけと食事をして欲しい場合は、突然遊びを中断させるようなことはせず「それが終わったら片づけてご飯にしよう」と声をかけるようにします。
今やっている楽しい時間を突然終わらせるのではなく、一区切りするまで待ってもらえることで、子供の抵抗や反抗も少なく、素直に行動してもらいやすくなります。
まとめ
1.イヤイヤ期の子供にしてはダメな3つの対応
2.イヤイヤ期の接し方と対処法3選
以上についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
イヤイヤ期は大変な時期です。それでも子供の成長には必要で避けては通れない大切な時期です。子供の意思と人格を尊重しつつも、適度な距離を保ち付き合ってあげることが大切です(難しいですが・・・)。
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