フラッシュバックによる過呼吸に苦んでいたのですが、最近良い漢方薬「抑肝酸(よくかんさん)」を見つけました。自分と同じ症状で苦しむ方に、私が服用して感じたことを記します。
うつ病を患って3年
うつ病をわずらって、もう3年がたちます。
離婚のもめ事やストーカー被害で苦しんでいた当時と比べれば、だいぶ病状は穏やかになってきました。
しかし、仕事で「うっかりミス」が減りません。
ミスをすると、注意を受け、気分的にもかなり落ち込んでしまいます。
気分が落ち込むと、過去フラッシュバックも起きやすくなります。
私の場合、フラッシュバックのとき、よく頭痛も起きます。
抑肝酸との出会い
2か月前に、主治医の先生から処方された漢方薬があります。
ツムラという製薬会社が販売している、「抑肝散」という薬です。
以前は西洋薬のメイラックスという頓服(錠剤)の処方をお願いしました。
そこで勧められたのが「抑肝酸」という漢方薬です。
抑肝酸のメリット
抑肝酸は漢方薬なので、西洋薬とちがって依存性がない点に魅力があります。
(依存性がないという点については、主治医に確認したので間違いないと思います。)
以前は、メイラックスという頓服薬を使用していましたが依存性が高かったです。
抑肝酸の服用方法
主治医から、頓服薬として、苦しくなったときに抑肝酸を飲むように指示されました。
食前に飲むと、より効果が高いです。
最初は苦い味になかなか慣れませんでした。
味自体は「大正漢方胃腸薬」に似ています。
5~10分ほどすると、気分が少しスッと落ち着きます。
ヒルナミンやメイラックスなどの西洋薬に比べて、あまり効果は感じませんが、気休めにはなります。
このおかげで、なんとか仕事に取り組めています。
抑肝酸の副作用
私は毎食前・1日3度、抑肝酸を飲んでいますが、今のところ目立った副作用はありません。
主治医の先生によると、抑肝酸を飲んだことで、お腹を壊してしまった人がいるようです。
市販薬もある?
一般にドラッグストアで購入できる薬で「抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)」という薬があります。
先月、病院で処方された抑肝散が切れてしまい、慌てて近所のドラッグストアで買いました。
クラシエという製薬会社のものです。
ちなみに、私が買ったものは下のリンクの商品でした。
【第2類医薬品】マツウラの漢方薬 抑肝散加陳皮半夏エキス (2g×48包) よくかんさんかちんぴはんげ 不眠症 夜なき かんの虫
処方されるツムラの抑肝酸と比べて苦みが少なく、マイルドな味です。
粒も細かくて、スティックタイプなので飲みやすいです。
ただし、私の場合、粒子があまりにも細かくてゲホゲホせき込んでしまうことが多かったです。
効果自体も、病院処方の抑肝散より少ない感じがしました。
抑肝酸はビンで飲めるタイプもあるようです。
ただし、漢方薬は西洋薬より値段が高いので、やはり主治医に処方してもらうのをオススメします。
まとめ
私と同じように、過去のフラッシュバックが原因の過呼吸で苦しくなる人は多いと思います。
個人差はあるかもしれませんが、うまく「抑肝酸」を利用して苦しい時を乗り切ってほしいです。
ただ、抑肝酸はあくまで苦しさが軽めの人に向いていると思います。
本当にフラッシュバックによる症状が重く、仕事も手につかないような方は、メイラックス・ヒルナミンなどの効果の高い西洋薬をオススメします。
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