amazon物販で注意！「相乗り出品」の防止対策！

中国輸入物販で注意しないといけない「あいのり」をご紹介します。

 

あいのりの見分け方

アマゾンの商品サイトの右下に、この表示があれば、その商品は「あいのり」されていることになります。

ページ右側に「こちらからもご購入いただけます」と掲載されているコーナーです。

 

あいのりの問題

いったん商品が「あいのり」されてしまうと、猛烈な価格値下げ競争が始まります。

どんどん価格が下がるので、最終的には利益が無くなってしまいます。

 

あいのりを防ぐ方法

商品に刻印すると「あいのり」を防ぐことができます。

すべての商品に刻印する必要はなく、商品ページ掲載用の写真に載せる商品にだけ刻印すればOKです。

たとえば、このようなスタンプを使う方法があります。

商品ページに載せる画像だけに商品に刻印がしてあるかのように見せれます。

スタンプする商品は撮影用だけでOKです。

 

実際に「相乗り」されたときの体験談

ある日、私がセラーセントラルの在庫確認画面を開き異変に気付きました。

いつもなら各商品に「✔最低価格」のマークが付いているのですが、１つの商品に「✔最低価格」の表示がなく、自分が設定している価格よりかなり安い価格が表示されていました。

気になって調べてみると、ある中国ショップが私の登録した商品を売っていたのです！

商品説明の文章と掲載写真が、私が作成したものと全く同じものです。

掲載写真には、はっきりと自社のロゴを写していたので、開いた口がふさがりませんでした。

 

さっそく、どうすれば良いか調べました。

アマゾンでは、こちらのサイトから申し立てることができます。

アマゾン著作権侵害申立て

しかし、商標登録を済ませていなければフォームを入力できず、申し立てることができません。

調べてみましたが、実際に商標登録を済ませた根拠がなければ、アマゾンでは相手にしてもらえないようです。

私のブランドは商標は未登録で、商標ロゴ付きの商品写真をアマゾンに提出することで特例的に出品を許可してもらっています。

つまり、アマゾンから助けてもらえる見込みは少ないです。

 

仕方がないので、中国ショップに直接削除をお願いすることにしました。

相乗りされた商品ページから質問機能を利用して、中国ショップに削除依頼をしました。

 

また、中国ショップのサイトに電話番号が掲載されていたので、直接電話しましたが通じませんでした。

仕方がないので、携帯電話のSNSを使って、英語と中国語で警告文を送りました。

警告文の内容としては「貴社は私の商品ページを無断で複製しているので、商品ページを削除しなければ、アマゾンに通告し法的に訴えます」という趣旨の文章を書きました。

３時間くらい後、「削除しました」というSNSの返信が来て、商品ページは削除されていました。

中国ショップが自主的に商品ページを削除したから良かったものの、もし開き直られたりしたら、私は泣き寝入りするしかなかったかも知れません。

 

このようなことがあるので、私のように商標登録せずにアマゾンで出品している場合は、まず商標登録を行ったほうが良さそうです。

商標登録をすぐ出来ない場合でも、在庫管理画面を定期的にチェックして、相乗りされていないか監視する必要があるでしょう。

 

まとめ

商標登録をすれば、相乗りされてもアマゾンが助けてくれます！